こんにちは!サーカスビジョンの大里です。
一眼レフカメラは、静止画の撮影においては優れた性能で知られていますが、過去数年間にわたり、その動画機能も大幅に進化してきました。このブログでは、一眼レフカメラの動画機能の歴史と、その進化によって開かれた映像表現の新たな可能性について探ってみたいと思います。
私は普段、動画・写真両方の撮影を仕事として行っているカメラマンです。
元々は中学の時に大好きなX JAPANがテレビに出演していた番組をVHSに録画して、それを一本のビデオにまとめたりダビング編集したりして遊ぶオタクでした。
中学の頃、スケボーや音楽にハマり、友達がスケボーしているところを8mmビデオに撮ってプレゼントしたりして、動画撮影&編集が趣味というちょっと変わった少年でした。高校では写真部でしたね、幽霊部員でしたが(笑)
なぜ幽霊部員になったかというと、同じ動画が趣味という子が周りにおらず、写真部だったら似た様な友達がいるかもと思い入部したものの、写真部はやはり写真好きな子しかおらず、数日で行かなくなってしまいました(今となっては凄く後悔)
当時は写真を撮る時は写真カメラ、動画を撮る時はビデオカメラ、と機材は完璧に分かれてましたよね?
どちらも持っていくには荷物が多く大変でした。しかも当時のビデオカメラは大きかったし、当時は父親の仕事の備品を借りての撮影だったので、かなり気を遣いながら撮影していました。
上京してからようやく自分で買ったビデオカメラはSONYのVX2100というカメラ。
https://www.sony.jp/handycam/products/archive/DCR-VX2100/
当時のスケート撮影はみんなこのカメラ使ってましたね!笑
その後もこういったハンドル付きのビデオカメラにフィッシュアイレンズを付けて追い撮りというのがド定番でした。
ビデオカメラと一眼レフカメラ両方持って海外に撮影行かせてもらってたなぁ、懐かしい♪
まぁビデオカメラのこのボディスタイルはいまだにスタンダードなので絶賛販売中ですが、出張時の荷物が重いなというのはず〜っと悩みではありました。
しかしある時、写真専用機であった一眼レフカメラに大革命がおきました。
間違っていたらすみませんが、身近で最初に一眼レフに動画機能が付いたのはニコンのD90だったかと思います。
え?ビデオカメラの半分以下のサイズなのに?テープも要らない??
画期的過ぎて最初は理解が出来ず付いていけてませんでしたが、手足の筋力弱めの私には素晴らしい革命です。
機材一気に半分以下、一眼レフ一台あれば動画も写真も両方まかなえる、夢のような瞬間でした♡
しかし出た当時、D90など一眼レフカメラの動画機能は、まだ物足りなさもかなりありました。
ビデオカメラに比べ低解像度の動画しか撮影することができずフレームレートも低かったため、スムーズな映像表現はなかなか難しかったです。
また、手ぶれ補正機能も備わっていなかったため、手持ちでの撮影は特に困難でした。
時が経つにつれ、一眼レフカメラの動画機能は飛躍的に進化しました。高解像度の動画撮影が可能となり、従来のSDやHDに比べて鮮明な映像を撮影することができるようになりました。
また、フレームレートも向上し、60fpsや120fpsといった高速なフレームレートでの撮影が可能となり、滑らかな映像表現が可能になりました。
一眼レフカメラの動画撮影における最も重要な進化の一つは、ボディ内手ぶれ補正機能の導入です。
ボディに手ぶれ補正が無かった時代はレンズ内手ぶれ補正に頼るか質の良いジンバルを使ったりと、なかなか安定した映像表現が難しかったですが、最新の一眼レフカメラでは、光学式や電子式の手ぶれ補正機能が搭載されています。これにより、ジンバルが無い現場でも手持ちでの撮影でもより安定した映像を実現できるようになりました。
そう言えば近年、ジンバルの性能も飛躍的に上がりましたねぇ♪
動画の映像だけでなく、音声の品質も重要な要素です。一眼レフカメラの進化に伴い高品質な音質の向上もされ、よりクリアで臨場感のある音声を記録することができるようになりました。
一眼レフカメラの動画機能は大幅に進化し、高解像度、高フレームレート、手ぶれ補正、高品質なオーディオ機能など、さまざまな面で向上してきました。これにより、一眼レフカメラは静止画だけでなく、映像表現の領域でも優れた性能を発揮するようになりました。
そんな今、もちろん私の撮影スタイルも基本的に一眼レフ多め(またはミラーレス)です。
一案件で写真と動画両方を一人で撮影する事も多いため、周辺機器やリグも基本的にそのスタイルを基盤として揃えていっています。
という事は!
一眼レフやミラーレスを使って写真を撮る仕事を目指している方!
動画撮影も覚えれたら撮影スキル、受けれる案件の幅もどっと増えると思いませんか?
もちろんそれは個人のスタイルですが、同じ手持ちの機材で出来るなら覚えておいても損は無いです。
正直、ビデオグラファーが少なく10カメ以上とかで撮る収録撮影現場で毎回カメラマン探し困っています(笑)
ぜひあまり難しく考えずトライしてみて下さい♪
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