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「カメラで生きる」PCの進化と新たなクリエイティブの誕生〜これからフォトグラファー・ビデオグラファーを目指す方未経験の方必見(大歓迎)!〜

こんにちは!サーカスビジョンの大里です。

前々回、カメラの進化のお話をしました。

今回は、今やカメラと切っても切れない関係のパソコンの進化のお話です。

パソコンが世間一般に普及し始めてから、もう30年くらいになりますが、インターネットが一般家庭や携帯電話などでも使えるようになったのは、20数年といったところでしょうか。

パソコンが一般家庭でも導入出来るようになってからカメラ業界にもフィルム→デジタルの進化が目まぐるしく訪れました。

写真に対しての見方が大きく変わった一つの進化は、撮った写真がすぐに見れるようになったという一点でしょう。

チェキとかインスタカメラはありましたが、結局あれもフィルムなので、枚数制限があったりコピーなどが出来ませんでした。

それがそれが、デジタルカメラの普及で撮影した写真をすぐに確認することができるようになり、 カメラ本体で撮影結果や構図を随時確認できるため、修正や再撮影をする事ができ、より撮影に対する自由度やクオリティが増しました。

そして、パソコンの進化により、撮影した写真や動画の納品の速さも飛躍的に上がり、新たなクリエイティブも誕生しました。

代表的な例の一つに、即出し映像というものがあります。

皆さんはよく結婚式の際、披露宴の結びに流す「撮って出しエンドロール」という名前が馴染みがあるのではないでしょうか。

あれ、ほんと凄いですよね!お支度から式、披露宴様子を撮影し、宴中に即座に編集してお開きの際にはもう完成された一本の作品として感動的に放映される。

撮影も編集もプロの技術が詰まっています!

ブライダルでの撮って出しエンドロール、実は私もやっていました笑

今持っている編集技術はこの撮って出しエンドロールで培った技術と言っても過言ではありません。

技術ももちろんですが、切っても切り離せないのがパソコンの進化ではないでしょうか。

今でこそ、即座にオシャレに映像を作成出来る処理能力のパソコンが普通になっていますが、私が撮って出しエンドロールに参入した約20年くらい前はとてもじゃないけど、披露宴の映像まで入れて編集する時間など作れないくらいに遅い処理能力でした。

しかも当時はSD画質で、ビデオカメラもテープ式、写真を使ったエンドロールもいわゆる一番画質が悪くデータ量も軽いs画質、それでも読み込みに時間と手間がかかるし、編集ソフト(私は当初からAdobe Premiereを使用していました)に流し込むまでにも結構な時間、そしてそれをタイムライン上で編集するにも鬼のように時間がかかっていました。

それを宴中に仕上げて上映までやろうというのだから、初めての時はほんとに緊張したし、その緊張感は今でもよく覚えています(翌日高熱出しました笑)。

あ、話逸れますが、パソコンは明るい部屋でやりましょうね!

私、以前暗い部屋で何かの新商品発表会会場裏の暗い部屋で撮って出し映像作っていて、光感受性発作(当時ピカチュウ病と呼ばれていました)で救急車にお世話になった事があります。

え〜、話を戻します笑

最初は結婚式の序盤の序盤しか入れれなかった映像がパソコンの進化により、披露宴半ばまで、最終的には花束贈呈終わりまでとか入れれるようになりました。

私の最高記録は上映の40秒前の映像を入れたエンドロールを放映した披露宴です。

裏技で最後の一コマはスイッチャーでカメラ絵に切り替えてリアルタイム映像を流してリアルタイムエンドロールと称して驚きと笑いを取ったというのはありますが、それはあくまで裏技です笑

撮って出しエンドロールはどのように撮影し編集していくのかのカラクリを知りたい方、その業界に挑戦してみたい方がもしいればお教えしますので、遠慮なくDM下さい。

そして、時が過ぎ、私は思いました。

この技術ってライブやフェスでも全然使えるのでは?

考え出すとやらないと気が済まない私は即座に挑戦しました。

私が最初にフェスで即出し写真では無く、即出し映像をやったのは、

弊社スタッフの安床武士が主催するエクストリームスポーツと音楽が融合した

ROLL IN ROCKというフェスで2017年に開催された「ROLL IN ROCK Vol.2」でした。

このフェスのお話はまた別のブログで書きます!

https://twitter.com/rollinrock167/status/855737898267627521
https://twitter.com/rollinrock167/status/1134791836818522112?s=20

イベント終了の挨拶と同時にTwitterに映像をアップしました。

もう6年も前ですかぁ!

時が経つのは早い。w

そして今見たら編集も荒いですねぇ笑

でも相性抜群だという確信を持てた瞬間でもありました。

とは言え、別に私が拡めたわけでもなんでも無いですが、この辺たりから徐々にフェスやライブでも写真だけで無く、ダイジェスト動画での感謝投稿をするアーティストが増えてきました。

そして近年ではたくさんのセンス良いビデオグラファーさん、エディターさんがたくさん登場して、クオリティの高い即出し映像アップされていますよねぇ♪

これはまさに進化のおかげで開花した新たなクリエイティブですよね。

これは本当に素晴らしい事だし、これからもこの手のビデオグラファーさんもっともっと活躍して欲しいです。

今日はパソコンの進化に伴うカメラ界での新たなクリエイティブ誕生のお話でした。

カメラってやっぱ面白い♪

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Kentaro Osato

Kentaro Osato

エディター・ビデオグラファー・フォトグラファー

大里 健太郎(おおさと けんたろう)  1974年生まれ 佐賀市出身(出生は長崎県佐世保市) 映像作家・写真家として音楽やアクションスポーツのカメラマンとして活躍。 先天性下肢身体障害 生まれつき両手と両足に障がいを持って生まれる。 障がい者施設の撮影などで障がい者と関わる中、自らの経験をもとに、障がいの有無に関わらず笑顔で活躍出来る世の中を創造する活動を始める。 2021年3月、多様性をクリエイトで表現する集団 サーカスビジョン合同会社を立ち上げる。 障がいは私たちにとって特別なことではなく、日常であり標準です。 それらをクリエイティブで表現することは、私たちが自信に満ち溢れイキイキとした笑顔で生活出来る世界を築く事に繋がっていくと確信しています。

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